面接でよく聞かれる質問と回答例

おさえておきたい質問と回答

こんなQにはこんなAを

前職の退職理由

前職の退職理由は必ずと言っていいほど聞かれる質問ですね。前職に不満を持って退職を決めた人も多いと思いますが、ネガティブな理由をそのまま話すのは良くありません。ポジティブな理由を話すことが大切ですよ。
解答例「前職では介護サービスの基本的な内容を学び、利用者様との交流を楽しむことができるようになりました。そこで、さらに多くの利用者様とコミュニケーションをとれて、かつスキルアップを目指せる規模の施設で働きたいと考え、転職を決意しました」

志望理由

これも必ず聞かれる質問ですよ。回答のコツとしては、その介護施設の強みや特徴を挙げて、「この介護施設だからこそ惹かれた」という点を強調すると良いでしょう。また、自分を採用することによる施設側のメリットも伝えましょう。
解答例「施設を見学させていただいた際に、職員のみなさんが笑顔で、かつスムーズに連携をとりながら働いている姿に魅力を感じました。以前働いていた施設では職員のモチベーションを保てるように環境整備を行っていました。そのため、さらに規模が大きい御社でも、その経験を活かして職員間の連携を意識した働き方ができればと思います」

残業や夜勤が可能か

施設側として一番嬉しいのは「できます」という回答ですが、事情があって難しい人もいますよね。その場合は、難しい理由をちゃんと答える必要があります。一番いけないのは、採用されたいがためにできないのにできると回答することです。これは後々のトラブルにつながりますよ。
解答例「今の時点では難しいのですが、来年から子どもが中学生になるので、それからは残業が可能となります」

印象的な仕事のエピソード

この質問は、自分の仕事への姿勢をアピールできるチャンスですよ。そのエピソードが自分にとって印象的である理由と、それによって何を得たのかを伝えましょう。
解答例「なかなか職員に対して心を開いてくれない利用者様がいたため、どうすれば楽しんで生活していただけるかを悩んでいたところ、ある日ご家族の方から絵を描くことが趣味であるとお聞きし、レクリエーションに取り入れてみました。それ以降、その利用者様は周りに笑顔を見せてくれるようになりました。そういった経験から、常に利用者様のことを考え、寄り添った介護を提供する姿勢が大切なのだと強く思うようになりました」

目標や今後のキャリア

どのような業務に取り組みたいのか、どのようにスキルアップしていきたいのかを明確に答えることで仕事に対する意欲をアピールできますよ。
解答例「前職で培ったレクリエーション企画の経験から、御社でもご利用者様と職員双方が楽しんで取り組めるような企画を考える仕事に取り組んでいきたいです。そうすることで活気のある施設の雰囲気づくりに貢献したいと考えています。また、今後は介護福祉士の資格取得を目指し、スキルアップを目指していきたいと考えています」

より詳しく知りたい人へ

以上、代表的な質問とその解答例を紹介しましたが、その他にも予想される質問はたくさんあります。そこで、役立つサイトを以下に紹介しますね。

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