こうやって面接を乗り越える

面接を突破するためにも、介護施設が求めている人材を知りましょう。介護施設が何よりも求めているのはすぐに辞めないで働き続けてくれる人です。介護の仕事はやりがいの大きな仕事ですが、離職率が高い傾向にあります。そのため我慢強く取り組んでくれる人材を求めているんですね。やる気や意欲があるかどうかも施設側にとって重要です。そのため、調べればわかることをわざわざ面接で聞かないようにしましょうね。そして、目標を持っている人もポイントが高いです。

面接の最後には必ずと言っていいほど「何か質問ありますか？」と逆質問を求められます。そこで「ありません」と答えてしまうと、大きなチャンスを逃すことになってしまいますよ。逆質問によって採用担当者は応募者の意欲やコミュニケーション能力を図っています。そのため、あらかじめ採用担当者に何を伝えたいかを定めたうえで質問を準備しておきましょう。逆質問を通して上手に意欲や自分の長所を伝えることができれば、採用率が上がります。

介護士としてどのようになりたいかというビジョンを明確にしておかなければ、自分のことを上手にアピールすることはできません。利用者様を幸せにするというのはすべての介護士が持つべき目標ですが、それ以外にも介護士としての役割や介護スキル向上への取り組みについて知っておきましょう。しっかり目標設定をして、それを叶えるために日ごろから地道に頑張っていく姿勢が大切ですよ。それがあれば、介護業界で長く活躍していけます。

面接の準備をするうえでとても大切なのが、応募する介護施設の下調べです。しっかりと下調べをすることで、その施設の良い面だけではなく悪い面がみえてくるかもしれません。そのため、あらためて本当に自分にとって良い職場かどうかを判断することができます。給与や待遇だけではなく、理念や雰囲気なども確認しておきましょう。また、施設のタイプも必ず調べておくようにしてくださいね。施設のタイプによって仕事内容が違いますよ。